トラブル回避! 賃貸借契約書の読み方と注意点を詳しく解説!

部屋を借りる時に、不動産会社から必ず渡される、賃貸借契約書という書類があります。

賃貸契約書には部屋を借りる上で大事なことがたくさん記載されています。

今回は、賃貸借契約書の詳しい読み方をご紹介します。

賃貸借契約書とはどんな書類?


国土交通省参考
賃貸借契約書とは、賃貸物件を借りるときに、大家さんと交わす契約書のことを言います。

賃貸借契約書に記載されている内容は、部屋を借りる上でとても重要なことが書かれているため、流し見をせず、しっかりと内容を確認することが大切です。

賃貸借契約書に記載されている主な項目

賃貸借契約書で特に注意して読むべきポイントは?

・禁止事項について

禁止事項は物件ごとに記載されている内容が異なります。

ペットの飼育や、増築や改造をしてはいけない等、記載されています。

ペット可の物件だとしても、2匹以上は飼育不可や、大型犬は飼育不可等の禁止事項を設けている物件もありますので、住民同士や不動産会社とトラブルにならないように、禁止事項についてはしっかりと確認しましょう。

・原状回復どこまで借主負担になるのか

退去する際の原状回復は、賃貸契約中に一番トラブルになりやすい項目です。

国土交通省のガイドラインでは、自然に劣化した、壁や床等の修繕費用は借主が負担しなくても良いとなっています。

しかし、あくまで国土交通省のガイドラインのため、特約でガイドラインとは異なる内容が記載されている可能性がありますので、注意して読みましょう。

・退去の連絡はいつまでにすればいいのか

賃貸物件を解約したいときに、いつまでに不動産会社に連絡しなければいけないのかについては必ず確認しておきましょう。

一般的には1ヶ月前に不動産会社に退去の連絡をすることになっていますが、この退去予告期間も不動産会社によって異なってきますので注意しましょう。

・入居中の修繕費は借主と貸主どちらの負担になるのか

入居者の過失による修繕だと借主負担になることも多いですが、こちらも不動産会社によって異なる項目なので注意しましょう。

特にエアコンの修繕は、誰が壊したかわかりにくく、トラブルの原因になることが多いため、賃貸借契約書を読んでも詳しく理解できない場合は、不動産会社にこのようなケースはどちらが負担になるのか聞くことをおすすめします。

賃貸借契約書はよく読んで契約しましょう

読むのも面倒になる賃貸借契約書ですが、自分が損しないためにもしっかり読んでおくべき内容が多数記載されています。

賃貸借契約書を読んでわからないことがありましたら、お気軽にアドバンス不動産にお問い合わせください。